ソフトウェア開発
2025.05.10

フリマアプリを開発するには?基礎的な知識や機能、流れを紹介


フリマアプリを開発するには?基礎的な知識や機能、流れを紹介

フリマアプリは、個人間の取引を手軽に行えるサービスとして急速に広がり、多くのビジネスチャンスを生み出しています。しかし、開発を検討するにあたっては、機能設計や費用の目安、開発手法など多くの検討事項があります。

本記事では、フリマアプリの仕組みから開発の流れ、費用の目安、注意点のほか、自社での企画立案や外注時のポイントを含む、開発を成功に導くためのヒントをお届けします。

フリマアプリの基本知識

個人間で手軽に売買ができる「フリマアプリ」は、近年急速に普及し、注目を集めています。ここでは基本的な仕組みや市場動向を解説します。

フリマアプリとは?

フリマアプリとは「フリーマーケットアプリ」の略で、インターネット上で個人間の売買を行えるサービスです。誰でも手軽に商品を出品・購入できることから、スマートフォンの普及とともに利用者が急増しました。

多くのフリマアプリでは、事業者が販売価格に対して数%の手数料を徴収する仕組みで運営されています。アプリ上で出品・購入・発送・支払いまで完結できる利便性の高さも、人気の一つです。

フリマアプリの市場規模

2012年頃に登場したフリマアプリ市場は、急速に拡大を続けています。

特に新型コロナウイルスの影響を受けた2020〜2021年は、在宅時間の増加や非接触型取引のニーズから、利用者数・取引件数とともに大きく成長しました。経済産業省は、2020年の市場規模は1兆147億円、2021年は前年比22.5%増の1兆2,433億円との推計データを発表しています。

現在の市場は大手サービスが牽引しており、カテゴリによっては一強独占状態となっているケースが多く見られます。

参考:経済産業省|令和3年度 電子商取引に関する市場調査

フリマアプリ「メルカリ」が人気の理由

国内のフリマアプリ市場で圧倒的なシェアを誇る「メルカリ」は、シンプルで使いやすいデザインと、安心・安全な取引設計が強みです。ネットオークションに比べて参入ハードルが低く、誰でも気軽に始められます。

売買が成立したタイミングで自動的に手数料が差し引かれる仕組みや、匿名配送機能、豊富な決済方法など、出品者・購入者ともに手軽かつ安心して利用できる点が支持されています。事業者にとっては手数料を取り損ねる心配がなく、利用者が増えると利益も上がるというメリットもあります。

フリマアプリ開発の際にまず考えるべきこと

フリマアプリを開発する際は、最初に機能やデザインを考えるのではなく、まず「どのように、誰のために、どの規模で」開発するかを明確にすることが重要です。

ここでは検討すべき基本的なポイントを紹介します。

アプリの種類

フリマアプリの開発では、まず「ネイティブアプリ」と「Webアプリ」のどちらで構築するかを決める必要があります。ネイティブアプリとはスマートフォンにインストールして使う専用アプリのことで、Webアプリとはインターネットブラウザ(SafariやChromeなど)を通じて利用する、ウェブサイトのようなアプリです。

ネイティブアプリは、iOSやAndroidなど特定のOSに向けて開発します。一般的にはそれぞれの公式ストアで配信され、どちらも別で開発する必要があります。動作が高速で、カメラや通知機能など端末の機能と連携しやすい点が特徴です。一方、Webアプリはブラウザ上で動作するため、インターネット環境があればOSを問わず利用できます。

ただし、ネイティブアプリは開発や保守コストが高くなりやすく、Webアプリはオフライン利用や一部機能面で制限があるなど、それぞれにメリット・デメリットが存在します。

開発の手法

フリマアプリの開発方法は、大きく分けて3つあります。

  • スクラッチ開発
  • パッケージ開発
  • スクラッチ開発+パッケージ開発

スクラッチ開発はゼロからシステムを構築する方法で、柔軟な設計や独自機能の実装が可能です。ただし、コストが高く開発期間が長くなるデメリットがあります。

パッケージ開発は既存のシステムを活用するため、短期間での構築やコスト削減に適しています。ただし、カスタマイズ性に乏しい場合があります。

スクラッチ開発+パッケージ開発は、パッケージ開発を基本とし、必要な機能をスクラッチ開発で追加する方法です。開発効率と柔軟性のバランスが取りやすく、両者の利点を活かせる方法と言えます。

自社開発かどうか

フリマアプリを開発するにあたっては、自社で開発チームを組成して内製化するか、外部の開発会社に委託するかの判断も重要です。

自社開発のメリットは、仕様の変更や改善への対応がしやすく、ノウハウを社内に蓄積できる点です。ただし、エンジニアの確保や育成に時間・コストがかかります。

一方、開発会社への外注は、高品質なシステムを比較的短期間で構築できます。貴重な社内のリソースを、別の事業に活用することも可能です。ただし、認識のズレや保守コストには注意が必要です。

フリマアプリ開発に必要な機能

フリマアプリの開発には、出品者・購入者それぞれの視点に立った機能設計が重要です。アプリ全体の使い勝手を支える基本機能も欠かせません。

ここでは、主要な機能について分類して解説します。

出品者向け機能

出品者がスムーズに商品を出品・管理するためには、以下の機能が必要です。

  • 写真のアップロード機能
  • 商品の登録機能
  • タグ付け(カテゴリー)機能
  • 販売状況・売上管理機能
  • 振込先の登録
  • 配送方法設定機能

写真のアップロード機能や商品の登録機能は、直感的に操作できる画面の見やすさや使いやすさの設計が重要です。また、売上の推移や入金状況を把握できる管理機能は、継続的な利用を促すポイントになります。

宅配方法の種類は、ユーザー満足度に直結するため、幅広い選択肢が理想です。たとえば、出品者が自由にタグを作成する以外に、自動タグ付け機能やAIによる自動生成機能の活用は、検索精度向上につながります。

購入者向け機能

購入者が欲しい商品を的確に探し、安心して購入するためには、以下の機能が必要です。

  • 商品の検索機能
  • お気に入り機能
  • 決済機能
  • 出品者評価・口コミ機能

検索機能は、キーワードやカテゴリ、価格帯、発送地などの絞り込みを可能にすることで、利便性が高まります。お気に入り登録は購入を検討する後押しになり、出品者の評価や口コミは安心材料になります。

スムーズな決済処理とセキュリティ面での安全性は、アプリの信頼性を左右する大切なポイントです。

基本機能およびその他

アプリ全体の操作性やユーザー体験を支える機能も重要です。主な機能は、以下の通りです。

  • 会員登録・ログイン機能
  • チャット機能
  • マイページ機能
  • フォロー機能
  • 通知機能
  • SNS連携機能
  • お知らせ機能
  • 分析機能

マイページやチャット、通知機能は、ユーザーの満足度に大きく関わります。

SNSとの連携は、商品のシェアによる集客効果を高める効果が期待できるほか、SNSログイン機能の活用により、ログインや会員登録がスムーズになります。

分析機能はマーケティングや改善活動への活用が可能です。

フリマアプリ開発を外注する際の流れ

フリマアプリの開発を外部に依頼する場合、まずは自社でアプリのコンセプトを明確にしておくことが重要です。そのうえで、開発会社と打ち合わせを重ね、要望を共有しながら仕様を固めていきます。

外注先は、実績や専門性はもちろんのこと、ヒアリング力や提案力も含めて、自社のニーズに合った開発パートナーを選ぶことが大切です。

アプリの外注には、専門的なノウハウを活かし短期間で高品質なアプリが作れるメリットがあります。一方で、認識のズレが起きやすく、修正や追加対応にコストがかかる可能性はデメリットと言えるでしょう。

フリマアプリ開発の流れ

フリマアプリをスムーズに開発・リリースするには、段階ごとに適切な準備と判断が求められます。

ここでは、企画からリリース・集客までの一般的な流れを紹介します。

1.自社で企画する

最初に、社内でアプリの基本構想を固めることが大切です。誰をターゲットに、どのような価値を提供するのか明確にし、必要な機能や予算、デザインの方向性なども検討しておきましょう。

企画の段階で企画がある程度具体化されていれば、外部の開発会社との打ち合わせもスムーズに進みやすく、要件のズレや無駄な修正を防げます。開発段階のコストを抑え、時間を短縮したい場合は、企画に時間をかけることをおすすめします。

2.外注する際は見積もりを取る

企画内容をもとに複数社から見積もりを取り、比較・検討しましょう。費用や納期だけでなく、対応の丁寧さやレスポンスの早さも重要な判断材料です。

また、過去の開発実績や、エンジニアのスキル・チーム体制もチェックしておくと安心です。将来的な改修や保守も見据えて、信頼できるパートナーを選びましょう。

3.要件定義をする

見積もりや打ち合わせを経て、正式に依頼する会社が決まったら、開発に必要な機能や動作などを具体的に決める「要件定義」を進めていきます。

「どの画面にどんな機能を持たせるか」「操作の流れはどうするか」など、認識にズレが出ないように、具体的な内容をすり合わせることが大切です。曖昧なまま進めると、修正や追加費用発生のリスクが高まるため注意が必要です。

4.開発・テストをする

要件定義を固めたら、開発会社側が開発段階に入ります。事前にスケジュールを確認しながら、社内では並行して運用の準備(広報素材やマニュアルの用意など)を進めておくとスムーズです。

開発が完了したら、テスト環境で動作確認を行い、バグや仕様のズレがないかチェックします。テストには個々のプログラムが正しく動作するか確認する「単体テスト」、複数のプログラムで動作を確認する「結合テスト」、ユーザー視点で最終確認を行う「受け入れテスト」などがあります。

5.運用・集客をする

テスト完了後、まずは限定公開などで試用版を運用し、実際の運用に近い環境で最終確認を行います。問題がなければ正式なサービス開始に進みます。

ただし、アプリを公開しても、自然にユーザーが集まるわけではありません。SNS広告やプレスリリースなど、事前に立てたマーケティング戦略に沿って集客を図ることが成功につながります。

フリマアプリ開発にかかる費用

フリマアプリの開発費用は、機能の内容や数、デザイン、開発期間、対応OS、セキュリティ要件などによって変動します。

例えば、最低限の出品・購入・決済機能などを備えたシンプルなアプリでも、開発費用は300万〜360万円程度が相場です。一方で、「メルカリ」のように多機能なアプリを目指す場合は、950万〜1,200万円以上の予算が必要となることもあります。

また、iOSとAndroidの両方に対応させる場合やチャット機能、分析機能などが加わると、さらに費用がかさみます。必要な機能と予算のバランスを取りながら、段階的に開発していく方法も有効です。

フリマアプリ開発にかかる費用を抑える方法

フリマアプリの開発には一定のコストがかかりますが、進め方を工夫することで費用を抑えることも可能です。

ここでは、予算を抑えながら効率的に開発を進めるための具体的な方法を紹介します。

必要機能の優先順位をつける

最初からすべての機能を盛り込もうとすると、開発コストも期間も膨らんでしまいます。まずは最低限必要な機能を整理し、優先順位をつけたうえで運用する方法が現実的です。

例えば、出品・購入・決済などの基本機能だけを先に作り、ユーザーの反応を見ながら段階的に機能を追加していく方法もあります。ユーザー数や需要に合わせて徐々に拡張する方法であれば、初期費用だけでなく、リスクも最小限に抑えられます。

自社でできる部分は自社で行う

すべての工程を外部に任せるのではなく、自社で対応できる部分は積極的に内製化することで、コスト削減につながります。例えば、アプリの企画やターゲット設定、仕様書の作成、シンプルなUI設計などを社内で進めることも可能です。

前述した優先順位に通じる部分でもありますが、及第点のデザインであれば良しと捉え、売上目標に達した時点でデザインに力をいれる方法も一つです。

プラットフォームやノーコードツールを使用する

近年では、CtoC向けのネットショップ作成サービスやWebサイトを簡単に作れるシステム(CMS)が充実しています。既存サービスを積極的に活用し、開発費用を大幅に抑えることも一つの方法です。

例えば、フリマアプリに特化した機能があらかじめ搭載されているサービスを使えば、デザインや機能の制限はかかるものの、一からの開発が不要になります。また、プログラミングの知識がなくても、まるでブロックを組み合わせるようにアプリを構築できる「ノーコードツール」も注目されています。

フリマアプリ開発の際に注意すべきこと

フリマアプリの開発では、機能やコストだけでなく、運用の安全性や継続性まで見据えた計画が重要です。

ここでは、開発時に見落としがちな注意点について解説します。

万全なセキュリティ対策をする

フリマアプリは、氏名・住所・電話番号、銀行口座、クレジットカード情報など、多くの個人情報や機密情報を取り扱うサービスです。場合によっては本人確認情報まで含まれることがあり、セキュリティ対策は最優先で考える必要があります。

情報が漏洩した場合、ユーザーからの信頼を失うだけでなく、企業イメージの低下や行政処分、損害賠償など深刻なリスクに直結します。開発時には、システム面のセキュリティ設計を徹底しましょう。

加えて、社内スタッフへのセキュリティ教育や情報管理体制の整備、サイバー攻撃への対応訓練も重要です。

初期費用だけでなく運営費も確保しておく

フリマアプリは運用を続けるために継続的な費用が発生します。サーバーの維持、セキュリティ更新、サポート対応、機能の追加や改善など、安定運営には日常的なコストがかかることを見越しておくべきです。

さらに、ユーザーの利用状況や市場の変化に対応するには、柔軟なアップデートが不可欠です。あらかじめ、将来的な開発費も視野に入れたうえで中長期の予算計画を立てると安心です。

開発や運営の一部費用を補助金・助成金でカバーできる制度もありますが、申請には時間と準備が必要です。多くの場合、費用を一時的に立て替える必要があるため、早めの情報収集と予算確保がポイントです。

費用重視にならないようにする

前述したように、ノーコードツールやテンプレートを活用し、開発コストを抑えつつアプリを構築する選択肢もあります。しかし、すべてのケースに適している方法とは言い難いのが事実です。

特に、複雑な機能や独自のカスタマイズが必要な場合、ノーコードツールでは限界があります。あとからすべて作り直すといった「二度手間」になりかねないリスクを理解しておきましょう。

また、フリマアプリの利用継続には、画面の見やすさ・操作のしやすさが重要です。見やすく使いやすいデザイン、直感的な操作性を重視した設計を行うことが、ユーザー定着とリピート利用につながります。費用対効果を見極め、適切な投資判断を行いましょう。

フリマアプリ開発を成功させるポイント

フリマアプリを成功させるには、以下のポイントを意識することが重要です。

  • 既存サービスとの差別化
  • 計画的なマーケティングと集客

特に、すでにメルカリなどの大手が市場を席巻しているなか、後発で同じようなサービスを提供してもユーザーを獲得することは困難です。そのため、「特定ジャンルに特化」「地域密着型」など、独自性のあるサービス設計が重要です。

また、継続的に利用者を増やしていく視点も必要です。集客方法としてショップクーポンやタイムセール、口コミの活用、検索エンジン経由での集客、Web広告による自社サイトへの誘導などが挙げられます。

秋霜堂株式会社の強み

秋霜堂株式会社は、最新のWeb・AI技術を駆使し、数々のビジネス課題を解決してきました。「売れる」「使われる」フリマアプリ開発において、秋霜堂の強みをご紹介します。

強み①アジャイル開発と専属チームで高速PDCAを実現

変化の激しいフリマアプリ市場で成功するには、ユーザーの声に耳を傾け、スピーディーに改善を繰り返すことが不可欠です。

秋霜堂では、プロジェクトごとにフリマアプリ開発経験を持つエンジニアを含む専属チームを編成し、1~2週間単位の短いサイクルで開発・リリースを行うアジャイル開発を採用しています。トレンドの変化やユーザーからのフィードバックを迅速に反映した改善や新機能の追加が可能です。

専属チームは、お客様のビジネスモデルやターゲットユーザーへの理解を深め、一貫した開発体制で品質とスピードを両立します。進捗や市場の状況に応じてエンジニアの増減や優先順位の調整も柔軟に行えるため、「まずはコア機能で早期リリース」「特定の機能を集中開発」といった戦略的な開発にも対応できます。

強み②ビジネス成功を見据えた戦略的開発パートナー

開発前には、ターゲットユーザー、提供価値、収益モデル、競合との差別化ポイントなどを徹底的にヒアリングし、「どのような機能があればユーザーは満足するか?」「ビジネスとして継続的に成長できるか?」といった視点から、本当に価値のある機能や最適な実現方法を共に検討します。

まずは無料で、ヒアリングから概算のお見積り、具体的な開発の進め方のご提案(1~3ステップ)まで行います。最初から大規模な開発を行うのではなく、必要最低限の機能を持つ製品からスタートし、ユーザーの反応を見ながら段階的に機能を拡張していくスモールスタート型の開発も得意としています。

強み③企画から開発、インフラ、運用・保守までワンストップ支援

フリマアプリの開発・運用には、企画、UI/UXデザイン、iOS/Androidアプリ開発、サーバーサイド開発、拡張性とセキュリティを考慮したインフラ構築、そして運用・保守まで、多岐にわたる工程が必要です。秋霜堂は、すべての工程を一気通貫で対応可能な体制を構築しています。

プロジェクトのフェーズや状況に合わせて最適なスキルを持つエンジニアを柔軟にアサインすることで、コストパフォーマンスも最大化します。

秋霜堂株式会社の開発事例

秋霜堂株式会社は、業種や課題に応じた柔軟なシステム開発を行っています。​以下に、同社が手がけた代表的な開発事例をご紹介します。

事例①アパレル企業(品質管理システムの改善・保守)

<概要>

あるアパレル企業様では、社内品質管理システムが「表示が遅い」「よく止まる」「データが消えることがある」といった問題を抱え、業務効率を著しく低下させていました。

<秋霜堂の対応>

ユーザーがストレスなく利用できる快適な操作性(UX)と、ビジネスの根幹を支える信頼性を回復させるため、インフラ(AWS)の再設計・構築による安定化と自動バックアップ機能の実装、およびWebアプリケーション全体のパフォーマンス改善を実施しました。

業務への影響を最小限に抑えつつ段階的に改善を進め、インフラ移行(約4ヶ月)後も継続的な改善・保守(27ヶ月超)を担当し、長期的に安定稼働するシステムを実現しています。

<フリマアプリ開発への応用>

AWS等を活用したスケーラブルで安定したインフラ設計・構築ノウハウは、フリマアプリの信頼性の基盤となります。また、表示速度の改善やスムーズな画面遷移といったユーザー体験を損なわないパフォーマンス改善技術は、ユーザーが快適に利用できるアプリの実現に不可欠です。

さらに、アプリ公開後の機能追加、不具合修正、パフォーマンス監視など、長期的なサービス成長を支える継続的な安定運用・改善体制も、秋霜堂の強みです。

(主な使用技術) 

React.js, Node.js, AWS, MongoDB Atlas, TypeScript, Terraform, GitHub Actions

事例②広告会社(SNSマーケティングシステムの新規開発)

<概要>

広告会社様と共に、これまでにない新しいSNSマーケティング支援のWebアプリケーションをゼロから企画・開発しました。フリマアプリと同様に、直感的で使いやすいUI/UXと、将来的な機能追加やユーザー数増加に対応できる柔軟な拡張性が求められるプロジェクトでした。

<秋霜堂の対応>

初期は少人数(2名)でプロトタイプを開発し、市場のニーズや実現可能性を検証。その後、チームを拡大(6〜8名)し、13ヶ月間にわたるアジャイル開発でユーザーの声やビジネス状況の変化に柔軟に対応しながらサービスを成長させました。

最終的にはクライアント企業の内製チームへスムーズに引き継ぎを行うなど、事業フェーズに合わせた柔軟な体制を提供しました。

<フリマアプリ開発への応用>

秋霜堂は、フリマアプリのアイデア段階からコンセプトを具体化し、必要最低限の機能で素早く市場投入するMVP開発を推進できます。開発においては、ユーザーからのフィードバックや市場トレンドを迅速にアプリ改善に反映し、サービスを継続的に進化させるアジャイル開発を実践します。

多様なユーザーが迷わず使える、洗練されたインターフェースのデザイン・実装能力も有しています。サービスの立ち上げから成長期、そして内製化支援まで、フリマアプリの事業フェーズに応じた最適な開発リソース・体制を提供することが可能です。

(主な使用技術)

Nuxt.js, Node.js, GCP, PostgreSQL, TypeScript, Terraform, GitHub Actions

事例③BtoBサービス業(動画校正システムの新規開発)

<概要>

動画制作会社様の「社内での動画チェック・修正指示のやり取りが煩雑」という課題に対し、ブラウザ上で直感的に動画の確認・フィードバックを行えるWebシステムを開発しました。

特定のユーザー(動画制作者・確認者)が毎日使うツールとして、徹底的に「使いやすさ」にこだわったUI/UX設計が求められました。

<秋霜堂の対応>

少人数(1〜2名)体制で、クライアントとの密なコミュニケーション(毎週のWeb会議+チャット)を取りながらアジャイル開発を推進。現場のニーズを正確に汲み取り、「かゆいところに手が届く」機能を実装しました。

仕様変更にも柔軟に対応し、約6ヶ月で完成度の高いプロトタイプを開発。リリース後も継続的に改善提案を行っています。

<フリマアプリ開発への応用>

ユーザー中心の設計・実装能力は、フリマアプリの主要機能をターゲットユーザーが直感的に迷わず使えるように設計・実装するうえで不可欠です。

コメント機能や「いいね」、ユーザー間メッセージといったフリマアプリに欠かせない機能の開発経験も豊富です。特定のニーズに応える機能開発も得意としており、機能の追加や改善など、フリマアプリの細かなアップデートに小回りの利く開発体制で迅速かつ柔軟に対応できます。

(主な使用技術) 

Next.js, Node.js, AWS (CDK), PostgreSQL, TypeScript, GitHub Actions

フリマアプリ開発なら秋霜堂に

フリマアプリの開発を成功させるには、基本機能の選定や費用対効果の見極めに加え、リリース後の集客や運用まで視野に入れた全体設計が重要です。しかし、開発手法や外注の選択によっても、時間とコストは大きく変動します。

市場には大手サービスがひしめくなか、独自性ある企画とユーザーに寄り添う設計が、差別化のカギとなります。

秋霜堂株式会社では、ビジネス視点に立った提案と、一気通貫の開発体制でフリマアプリ開発をサポートしています。企画段階から相談できるパートナーをお探しの方は、ぜひ無料診断をご活用ください。

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